勤務条件/待遇

勤務条件

給与(代表例)
初任給(令和5年4月1日現在)

試験区分
小学校教員・中学校教員
中学校・小学校教育職員給料表 2級 17 号給 215,292 円
高等学校教員・特別支援学校教員
高等学校等教育職員給料表 2級 5号給 215,292 円
養護教員・栄養教員
中学校・小学校教育職員給料表 2級 17 号給 215,292 円
高等学校等教育職員給料表 2級 5号給 215,292 円

注1 大卒の場合
注2 上位の学歴や職歴などがある場合には、一定の基準により加算されます。

手当
該当者に対して、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等が支給されます。
勤務時間・休日
勤務時間は、1週 38 時間 45 分です。
原則として、土曜日、日曜日、祝日のほか、年末年始は休みです。
休 暇
有給休暇として、原則として1年間を通じて 20 日の年次有給休暇のほか、
結婚休暇、夏季休暇などの特別休暇が付与されます。

福利厚生

  • 教職員住宅
    一部の学校に教職員住宅があります。なお、民間のアパート等を借りる場合には、家賃に応じて住居手当が支給されます。
  • 各種給付・貸付制度
    病気、けが、入院、結婚、出産などに対し、給付や祝金を受けられるほか、住宅、自家用車等購入のための貸付制度があります。
  • 健康管理
    全教職員を対象とした定期健康診断を年1回実施するほか、希望する教職員に対しては人間ドックなども実施しています。また、専門スタッフによる健康相談も実施しています。
  • 各種研修
    ライフプランセミナーや介護講座などの研修を実施しています。


働く環境について

1.業務負担軽減のためのICTの活用
学校では成績処理や出欠の管理、通知表や調査書等の文書の作成、保健管理や各種証明書の発行など様々な事務処理を行います。令和元年度から、全県立学校において校務支援システムが本格稼働し、在籍する生徒の様々なデータを一括管理することで、校内での確実な情報共有の促進や文書作成等の事務処理の効率化を図っています。
2.ワーク・ライフ・バランスを実現するための
様々な取り組み
校務支援システムが稼働したことにより、教職員が各自の端末PCから毎日の出退勤時刻等を入力できるようになりました。入力されたデータは、毎月、各教職員別の帳票で打ち出すことができるため、自分の勤務状況について振り返ることができます。また、勤務時間が可視化されたことにより、勤務時間の長い先生への声掛けや業務分担の見直しにもつながっています。

愛媛の先輩教員インタビュー

小学校教員

R2採用
菊池 未來教諭
Q.
育児休業の期間と復職の時期について簡単に教えてください。
A.
育児休業は3年間取得しました。復職時期は、子どもが3歳になった月の令和5年7月に復職しました。子どもが生まれる前から、3年間は自分の子どもの成長をしっかりと見届けたいという想いがありました。
Q.
育児休業(取得時、復帰時)について、職場でのバックアップ体制はどうでしたか。
A.
育児休業を取得時や復帰時も、先生方がいつも優しく出迎えてくださいました。復帰してすぐに子どもが体調を崩してしまったときにも、周りの先生方が優しく声を掛けてくださり、恵まれた環境の中で仕事ができていると感じています。たくさんの先生方の助けがあるからこそ、毎日仕事ができていると思っています。
Q.
子育てとの両立をしてみて、どのように感じていますか。
A.
仕事と子育ての両立は、思っていたとおり大変です。3年間のブランクは体力的にしんどいと感じるときもありますが、自分に新しい居場所を与えられたようで毎日がより充実したものになりました。子育てをする前と比べると、また違った視点で児童と接することができるようになりました。また、職場には私と同じように子育て中の同僚もいるので、何かあったら相談がしやすい環境です。恵まれた環境の中で仕事ができることに感謝しています。

高校教員

2015年度採用
福本 温子教諭
Q.
先生の考える愛媛県の良さを教えてください。
A.
地域と学校が連携する場面が多いことです。校外のコミュニティとの関わりで育まれる力は、社会課題が多様化し協働が求められる現代社会を生き抜くうえで必須であり、地域との連携はそれを磨く貴重な機会だということです。その力を育成する根幹には郷土を思う心があり、その態度を育むには、まずは、「知ること」が重要です。地域の方々と関わる中で、地域が何をしているか、何を考えているかを知ることで、愛情ともいえる感情を感じ始めます。この経験ができる環境が愛媛県にはあると思います。
Q.
部活動ではどのような活動をしていますか。
A.
書道部の顧問として、個人作品制作のための技術指導や、集団競技である書道パフォーマンスの指導を行っています。地域からの依頼に応える形で、作品提供や出張書道パフォーマンスを行うこともあります。部活動を通して社会で力強く生き抜く力を育むことを目標として指導にあたっています。
Q.
部活動指導のやりがいや、今まで印象に残ったエピソードがあれば紹介してください。
A.
生徒たちが掲げた目標に生徒と一緒に挑戦することで得られる達成感は、その過程がどんなに辛いものであっても、また味わいたいと思えるものです。衝突をしながらも、真正面から生徒と向き合い続けたことで、生徒たちは全国大会出場、全国3位という素晴らしい成果を収めてくれました。この経験から学んだことは、生徒を信じること、そして、生徒が自分たちの可能性を信じて活動できる環境づくりが重要だということです。生徒たちが頑張る姿は指導者にとってもエネルギー源です。一人一人の小さな成長や、時には見せる想像以上の成長にはいつも驚かされます。生徒が持つ夢に向かって何度も青春を追いかけることができる部活動は、私にとっても心を若く保てる要因だと思います。生徒の成長を近くで感じられる教職は毎日が感動体験です。
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